ワードプレスのプラグイン「All-in-One WP Migration」を使えば、簡単でスピーディにサーバーの引っ越し、移行を行うことができます。
使い方は、新旧サーバーのワードプレスに、このプラグインをインストールして、旧サーバーからあなたのパソコンにデータを丸ごとダウンロードします。
その後、新サーバーにそのまま、アップロード(ワードプレスからインポート)します。
ワードプレスやファイルの設定、データベース等、難しいことを考える必要はありません。
上記の作業を行えば、設定等も現在の状態のままサーバーの引っ越しができます。
3stepで引っ越しができます。
光回線等、通信回線の状態がよければ、数分でできると思います。
私は、ADSL回線のため、エクスポートに約30分、新サーバーへの移行に約30分でした。
プラグインを使ったサーバー移行作業
プラグイン「All-in-One WP Migration」を使って、引っ越しをすると簡単です。
このプラグインなら、サーバーにトラブルがあったときのためのバックアップも簡単にできです。
引っ越しするサーバのファイル容量について
アップロードファイルの最大は、512MBです。
512MB以上は有料です。
私の場合、約200ページのブログでしたが、約150MBでした。
512MBを超える場合は、方法があります。
旧サーバーのデータをバックアップ(ダウンロード)
旧サーバーから、あなたのブログデータのすべてをあなたのコンピューター内にダウンロードします。
手順
1 旧サーバーのブログ(ワードプレス)にプラグイン「All-in-One WP Migration」をインストール、有効化します。
2 ワードプレスのメニューから「All-in-One WP Migration」を選び、エクスポートをクリックします。
3 「サイトをエクスポート」の画面から「エクスポート先」をクリックします。
4 「ファイル」をクリックします。
5 クリックして、ファイルをエクスポートします。
(画面のドメインの部分の表示が大きくなったり、小さくなったりしますが、ウイルスではありません)
この画面に転送するファイルの容量が表示されます。
512MB以下であれば、無料でファイルの移行ができます。
保存されるファイル名は、「www.あなたのドメイン-日付-番号.wpress」
になりました。
出力されたファイルは1つだけです。
新サーバーへアップロード
6 新サーバーのワードプレスのダッシュボード(管理画面)から「All-in-One WP Migration」をインストールし、有効化します。
7.ワードプレスのメニューから「All-in-One WP Migration」を選び、インポートをクリックします。
このプラグインでアップロードできるサイズの上限は、2MBです。(2021年5月)
サイズが512MB未満なら、追加プラグインをインストールすることで無料でデータのインポートができます。512MB以上の場合は、有料です。
私の約200ページのブログ(写真は各ページ2,3枚)の容量は。約150MBでした。
追加のプラグインは、以下からダウンロードします。
https://import.wp-migration.com/
ダウンロード後、ワードプレスのプラグインの新規追加からインストールします。
8.ドラッグ&ドロップで旧サーバからダウンロードしたファイルをアップロードします。
アップロード中
9.「PROCEED」をクリックします。
10.アップロード完了
「CLOSE」をクリックします。
11.ワードプレスのメニューのうち、どれかをクリックするとログイン画面が表示されます。
ログインすると、旧サーバーの内容が反映されていると思います。
(参考)
サブディレクトリにワードプレスをインストールした場合は、上位階層(ドキュメントルートディレクトリ)で表示されるよう変更作業が必要です。
【ワードプレスの設定で上位階層の表示設定ができます】
サブディレクトリにインストールしたワードプレスをルートディレクトリで表示
旧サーバーのワードプレスからエクスポートされたファイルの容量について
プラグインを使って、エクスポートしたファイルの容量は、ファルダ内の全ファイルの容量より少なくなります。
私の場合、FTPソフトでフォルダ内のファイルすべての容量を確認すると、約600MBありました。
しかし、プラグインを使って、エクスポートされたファイルは、約150MBでした。
150MBでしたので、このプラグインを使って無料で新サーバーへデータを移行することができました。
移動するデータのうち、大きな容量を占めるのが画像などのメディアファイルです。
私の場合、プラグインを使って写真を除いたデータをエクスポートすると、エクスポートされたファイルは約80MBでした。
写真などのメディアデータだけなら、FTPを使って移行することができます。
ファイルの容量が大きい場合は、写真データのみ移行し、その他は、プラグインを使って移行するのも一つの方法だと思います。
ワードプレスの画像データは、下記の階層にあります。
あなたのドメイン/wp-content/uploads/yyyy/mm/
一度エクスポート作業をして、その容量が大きい(512MB以上)場合、「サイトをエクスポート」の画面から「エクスポート」をクリック、「エクスポート先」の上にある「高度なオプション」をクリックし、「メディアライブラりをエクスポートしない」を選択します。
メディアライブラリは、FTPソフトを使って移行します。
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ワードプレスの一般的なサーバー移行作業
一般にワードプレスで構築したブログやWebサイトのサーバーの引っ越しをする場合、旧サーバー上のファイルとデータベースを別々にあなたのパソコンにダウンロードし、その後、新しいサーバーにアップロードします。
ワードプレスのブログの引っ越しをする際、主に下記の2種類のデータを移行します。
・ファイル
・データベース
ワードプレスのサイトは、大きく分けてこの2種類で構成されています、
一般的な作業は、この2つのデータを別々に移行し、細かい設定をします。
ファイルの移行
ファイルは、FTPソフト(ツール)やレンタルサーバー会社が用意したツールを使って移行ができます。
旧サーバーのファイルを一旦、あなたのパソコンにダウンロードし、新サーバーにアップロードしたり、レンタルサーバー会社のツールを使って、旧サーバーから新サーバーへ直接、移行したりする方法があります。
データベースの移行
旧サーバーのデータベース管理画面からあなたのコンピューターにデータをエクスポートします。
その後、新サーバーのデータベース画面から、あたなのコンピューター内にあるデータをインポートします。
操作は、単純です。
インポート後、プラグインの導入、メニューの再構築、表示の修正等、いくつかの作業が必要になる場合があります。
旧サーバーで、どのような作業や修正をしたか記録がないと、元の状態に戻すことができません。
ソースファイルを変更したファイルがあると、どこを変更したか覚えていないことがあります。
私の場合、なぜか一部のページが抜けていたり、ページ内の表示が元の状態と違っていました。
この時は、新旧サーバーの各コンテンツを1つずつ確認しながら、コピーし修正しました。
一つ一つ、コピペをすることでコンテンツの見直しをすることができますが、100ページを超えると大変な作業です。