携帯のフリック入力が得意だけど、パソコンのキーボードはちょっと苦手という方、また、これからパソコンを使って副業を始めようと思っている方もいると思います。
もし、ブログ記事など、あなたがネットに公開することができるコンテンツや入力する内容があれば、練習ソフトなどを使って練習しなくても、そのままキーボードから文字を入力してしまっても、それがタイピングの練習になると思います。
タイピングの練習ばかりしていても、生産性があがりません。
練習は、数時間程度で終えるか、1日30分を1週間程度くらいにして、早い段階でブログ記事などを作成してネット上に掲載したほうがよいと思います。
タイピング練習ソフトは、ネットで探すとフリーのものがたくさん見つかります。
インターネットの接続状況が悪いなら、フリーソフトをダウンロードして使うとよいと思います。
インターネット接続に問題がない(スピードに問題ない)ようなら、ソフトをダウンロードすることなく、ネット上のものを直接使うとよいと思います。
画面に表示された状態で練習できます。
多くのタイピングソフトは、下記のような機能があります。
入力する文字
・表示された文字を一文字ずつキーボードから入力する。
・単語(ワード)や不規則な文字列を入力する。
・文章、単文を入力する。
タイピングの練習結果
入力の正確さ(正答率)や、1分あたり何文字入力できたかなどが表示されます。
点数で表示されるものもあります。
WPM(W/M)とは
word per minute
1分間あたりの単語数のことです。
1ワードを5文字と定義していることがあります。
タイピングや通信の世界では、1ワード5文字として練習したり、実際に使っていたりするそうです。
例えば、
20WPMでは、1分間に100文字(5文字×20WPM)です。
30WPMでは、1分間に150文字です。
通信機器が発達した現在でも、人が文字を入力したり、通信で文字列を送る場面があります。タイプライターを使う方やモールス通信などの世界では、WPMを競うことがあるそうです。
タイピングの練習をしてみましょう。
Googleなど、ネットの検索サイトから「タイピング」「タイピング 練習」等と入力すれば、検索結果が出てきます。
検索結果の上位に出てくるのは、「e-typing」や「マナビジョン」等ではないかと思います。
どれでも練習できますので、あなたにあったものを使えばよいと思います。
入力方法は「ローマ字」入力が上達の早道
「ローマ字入力」か「ひらがな入力」が一般的です。
「ローマ字入力」を勧めする人が多いと思います。
「ひらがな入力」は、約45文字のキーボードの位置を覚える必要がありますから大変です。
ローマ字なら、アルファベット26文字を覚えればよいので、上達も早いと思います。
これからタイピングを始める方や始めて間もない方は、「ローマ字入力」をお勧めします。
「ローマ字・ひらがな」の変換表
ローマ字からひらがなへの変換表は、ネット上で見つけることができますから、見やすいものをダウンロードして、パソコンの近くに貼ったり、クリアケースに入れたりして、すぐに参照できるようにしておくとよいです。
親指シフト
富士通のパソコンで、「親指シフト」という入力システム(方法)があります。使いこなしている方は、慣れるとアルファベット入力より1.5から2倍早い入力方法だと言います。
アルファベット入力の場合、通常、ひらがな一文字入力するのにアルファベットキーを2つ押します。
親指シフトでは、親指変換キーと同時にキーボードの文字を打つため、時間短縮になります。
以前、私の職場に富士通から転職してきた方が言っていました。
彼によれば、「日本語の文章を打つ方法としては、人間工学的に最も優れている入力方法」だそうです。
Windows10でも親指シフトに対応するキーボードが売られています。
また、親指シフト配列の富士通製ノートパソコンも売られています。
年配の方の中には、1990年頃に多く出ていた富士通製パソコンの親指シフトキーボードを使ったことがあるかもしれません。
私の知人の中に、過去、親指シフトを使ったことがあり、慣れていた入力方法だったため、待ち望んでいたものが販売され、喜んで使っています。
QWERTYキーボード
一般的なパソコンのキーボード配列です。
キーボードの左上に数字があります。
1、2、3・・・の下の列を左から読むとQWERTYの順番にアルファベットが並んでいます。
アルファベットの配列は、キーボードを打つ作業性を考えて配置されたそうです。
タイプライターが世に出たとき、当時の新聞に使われていたアルファベットの文字の使用数から決まったと聞きました。
他にも、タイプライターの機械的な構造から、このような配列になったという説もあるそうです。
当時は、キーにアームがつながっていて、よく使うキーのアームが打鍵時に衝突しないための設計と言われています。